デレク・ハートフィールドの日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 連載小説 『ツチノコの杜をぬけて』 第12話

<<   作成日時 : 2011/07/25 00:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

画像

第12話 『対峙』

「ほら」
次郎は水たまりに仰向けになったままの安夫に手を差し伸べた。
だが、安夫は敢えて自力で立ち上がった。
次郎の背丈は安夫より頭ひとつ低かった。同世代では長身の部類に入る安夫だが、それでも次郎は小柄な部類に入るだろう。
白のランニングシャツが次郎のよく日に焼けた肌を強調していた。上目づかいで安夫を見上げるその瞳はギラギラした生気をたたえながらも透き通っている。屈強で敏捷な野生動物のような雰囲気を身にまとっている次郎は、安夫が想像していたような、学校を長期にわたって休むような病弱な少年のイメージとは大きくかけ離れていた。
「お前、何しに来たねん」
次郎にそう尋ねられ、安夫は当初の目的を思い出したのであった。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ついに姿を現しましたね!
今後の二人の、接近ぶりが楽しみです。
もか
2011/07/25 19:22
超遅筆で申し訳ありませぬ。
書きたいこといっぱいありすぎてそぎ落とすのに苦労しています。
京のコヨーテ
2011/07/25 20:24

コメントする help

ニックネーム
本 文
連載小説 『ツチノコの杜をぬけて』 第12話 デレク・ハートフィールドの日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる