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元日を含め、今年に入って2回目のオフだ。休みって、こんなに待ち遠しいものだっただろうか。 とにかく、今年は一日たりとも休日を無為に過ごさないように努めたい。 昨日、休み前夜ということで、それほど酒を欲していたわけではないが木屋町に繰り出した。でも、なんか街も店も人も疲れ切っている様子で、本来私が酒場に求めるものが何ひとつ無く、完全なる不完全燃焼で家路についた。テンション低い場所にいるとダルいし、そんなダルさは感染する。いい休日を過ごすには、まずいい休日前夜を過ごすことからだと痛感した。今年は無駄な酒場通いを減らそう。 午後1時半起床。正午には起きようと思っていたのだが、やはり年末年始の疲れが身体に染みついている感じだ。8時間ほど眠った割に、どうもすっきりしない。昨夜のダルさも引きずっている。 余りの寒さに床暖房を効かせてゴロゴロしながらありふれたサスペンスの再放送を見ていると、いつまでもこうしていたいと思ったが、そんな思いを断ち切ってシャワーを浴び、外出することに。 午後3時。気が付けば空腹。一瞬二条寺町某イタリアンが頭をかすめるも、そこに行けば必要以上にまったりしてしまう。今日も本屋再襲撃を考えている私からあの店は時間を奪いすぎる。今日はうどんでもツルっと、な感じだ。 三条柳馬場に昔ながらの定食屋があって、出汁の利いたうどんやそばが旨いのだが、祝日のせいか休みだった。富小路を四条まで南下しながら適当な店をみつけて入ろうと思いながら歩くとラーメン屋が。店内をのぞくと、こんな時間でも盛況だ。しかし今ここの濃いラーメン食べると夕食に響くなあ。で、パス。 そのほんの先に一軒のそば屋が。手打ちでこだわりの店っぽい風情だ。なんかそそられて店先のお品書きを見ていると中から従業員の女性が出てきて、ちょっと微妙な空気に。ここで、「いらっしゃいませ」 と明るく言われるとスンナリ入店出来るのだが、そうではなくもじもじされてしまったので気まずくなり退散。何事もタイミングが大切だ。 それから何軒飲食店の前で逡巡しただろう。意外と一歩が踏み出せないのだ。私はこの症状を、「飲食店入店イップス」 と診断したい。 結局、四条まで下がって今度は東に一本入った麩屋町を少し上がったところにある老舗のうどん・そば店に入店した。この店は立派な門構えと設えでありながら親しみやすい雰囲気と料理で地元民から観光客にまで幅広く支持されている。私は運ばれてきた天ぷら蕎麦を食べながら、一人でも入店しやすい飲食店とは、その店がオーナーのものでも、料理長のものでも、従業員達のものでも、さらにはお客のものでさえもなく、その土地に深く根を下ろした大樹のような存在であり、その木陰は何者をも拒まないし何者にも支配されていないという自由と安心感を呈しなければならない、と結論づけた。VIVA!とてもヒマな私。居心地の良い木陰には多くの一人客と多くの従業員 (マジ多かった) が集っている。 さて、ジュンク堂書店に到着。 最近日本酒にハマっていて、今日は日本酒関連の資料集めでもと思っていたのだが、ワイン関連の書籍は潤沢に揃っているのに、日本酒のそれはわずか数冊のみであった。奮起して欲しい日本酒業界。私もささやかながら応援するから。 結局買ったのは、西加奈子の 『通天閣』。三作目の 『きいろいゾウ』 が少々期待はずれだったので、この作品で今後彼女を追いかけるかどうか判断したい。 家路の途中でBARに立ち寄り、そういえば今年初だなと思い、シャンパンを一杯頂いて帰宅。 それでは、休日後半、参りましょう。 |
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